ホンダ、スペック3を一端見送り!?
ロシアGPで来期もにらんだスペック3と呼ばれる新規のパワーユニットを投入し、初日金曜日で好調な滑り出しを見せていたホンダだったが、初日のフリー走行2で、パワーユニットとシャシーのマッチングに細かい不具合が見つかり、予選と決勝はスペック2に戻して闘うことになった。
不具合は、トロロッソの車体との接合の問題など、大きなものではなく、ホンダF1レーシングの田辺豊治テクニカルディレクターは、「鈴鹿までに修復可能」とコメントした。
いずれにしても、最初のスペック3への換装時点でピエール・ガスリーとブレンダン・ハートレーは、最後尾からのスタートが決まっていたが、鈴鹿に向けてスペック3の力を見せることができなくなったものの、ガスリーが、パワーユニットを元に戻したフリー走行3で12番手と、混乱を思わせないタイムを確認している。
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