ホンダの田辺TDも太鼓判?! ロシアGPはレッドブル一家の追い越し祭だ
抜きやすいコースでレッドブルが見せてくれそう。※写真は2017年のロシアGP。
レッドブル･ファミリーが最高峰ならぬ最後方からレースをスタートする。F1GP第16戦ロシアGPは、レッドブルとトロロッソの兄弟チームの4台の追い越し祭りに注目だ。
ロシアGPの会場であるソチ･オートドロモは、オリンピック跡地に設えられた半ば公道コースのような趣。長いストレートと直角コーナーを組み合わせたコースは、追い越しが比較的容易なことでも知られ、本来なら前方からスタートするレッドブルの“追い越し祭り”が展開するはず。ルイス･ハミルトンが時折、トラブルで後方スタートを強いられる時に見せるオーバーテイクショーとは一味違う2台の抜きまくりは、見応えがありそうだ。
また、トロロッソ･ホンダも、二人のドライバー（ピエール･ガスリーとブレンダン･ハートレー）がそろってマシンが悪くないことをコメントしており、こちらもジワジワと入賞圏内を目指してくれそう。
ホンダF1田辺豊治テクニカルディレクターは、「パワーユニットを、以前使っていた古い仕様に戻すことにしたため、我々にとってこれまでに忙しい週末となりました。通常の土曜日と比べ、今日のプログラムはロングランのセットアップに集中していましたが、素晴しいパフォーマンスを確認できたので、明日は良いレースをすることができると思っています」と、期待を誘うコメントをしている。
ロシアGPは、14時（日本時間20時）にスタートする。
［STINGER］大和 空/Sora Yamato
