ガスリー、フェッテルに感謝
トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、formula1.comのポッドキャスト『Beyond The Grid』で、セバスチャン・フェッテルのアドバイスに感謝した。
2016年にGP2チャンピオンを奪ってF1に昇格できると信じていたガスリーは、事実がそうでないことを知ってショックを受け、その決定をしたレッドブルのヘルムート・マルコ博士を恨んだこともあった。
憤懣やる方なかったガスリーは、レッドブルで4回のワールドチャンピオンを奪ったセバスチャン・フェッテルに、こんなときにどうすべきか、レッドブルの考え方を含めてアドバイスを求めた。
「メキシコGP(10月18日)のドライバーズブリーフィングが終わった後だったんだ。セブ(セバスチャン・フェッテルの愛称)は、ずっと憧れの対象だったけれど、まったく威張らず、とてもフランクに相談に乗ってくれた」とガスリー。フェッテルのアドバイスは、“スーパーフォーミュラは海外に出るチャンスにもなる。彼らは見続けいてるから諦めないでプッシュするのがいいよ”だった。
2017年、スーパーフォーミュラを前にしたガスリーにインタビューしたときに、非常に前向きなコメントをした裏には、そんな“秘密”が隠されていたのだった。
ガスリーはセバスチャン・フェッテルのアドバイスに従ってスーパーフォーミュラを闘い、そしてレッドブルはちゃんと見ていた。
【STINGER】
photo by [STINGER]