見えない力関係–予選直前トピックス
トロロッソ･ホンダの予選グリッドは?
予選に向けて最終セッティングを行なうフリー走行3が終了した。
ハミルトン＋メルセデスとフェッテル＋フェラーリの差は、0.116秒だったが、ハミルトン＋メルセデスはヘアピン立ち上がりでパワーオーバーステアをコントロールしていた。それがなければ、フェッテル＋フェラーリとの差をさらに広げていたはず。
しかし、セッションが終わった10分後に、一端上がった雨が降り始め、予選の行方は読めない状況になった。
心配なのは、ガスリー＋トロロッソ。今日のフリー走行2で燃料系統のトラブルで走行時間を失っていた。これは、新たに投入したスペック3と呼ばれるパワーユニット･サイドの問題ではなく、車体側の責任範疇だったが、フリー走行3では、完璧なアタックができず、10周走ったガスリー＋トロロッソは20番手の結果に終わった。
同僚のハートレー＋トロロッソが13番手とまずまずだが、実際のトロロッソ･ホンダが鈴鹿でどんなポテンシャルをもっているのかは、見えないままで予選を迎えることになった。
三強ン以外では、フォースインディアが鈴鹿サーキットとのマッチングの良さを示しているが、ルノー、ハース、ザウバーが僅差で続いている。
予選は15時から行なわれる。
◆2018F1GP第17戦日本GPフリー走行3結果
1. ハミルトン＋メルセデス
2. フェッテル＋フェラーリ
—-以下、1分29秒台
3. ライコネン＋フェラーリ
4. フェルスタッペン＋レッドブル
5. ボッタス＋メルセデス
6. リカルド＋レッドブル
—-以下、1分30秒台
7. オコン＋フォースインディア
8. ペレス＋フォースインディア
9. サインツ＋ルノー
10. マグヌッセン＋ハース
11. グロジャン＋ハース
12. ルクレール＋ザウバー
—-以下、1分31秒台
13. ハートレー＋トロロッソ
14. ストロール＋ウィリアムズ
15. フルケンベルグ＋ルノー
16. エリクソン＋ザウバー
17. アロンソ＋マクラーレン
18. シロトキン＋ウィリアムズ
—-以下、1分32秒台、以下、1分33秒台
19. ヴァンドーン＋マクラーレン
20. ガスリー＋トロロッソ
［STINGER］山口正己
photo by ［STINGER］
