フェラーリの判断ミスとハミルトンの80回目PP!!–2018F1GP第17戦日本GP予選
30回目を迎えた鈴鹿サーキットでの日本GPは、6日土曜日に予選を行ない、メルセデスのルイス・ハミルトンが、今シーズン7回目、F1通算80回目のポールポジションを決めた。
予選は、雨が降ったり止んだりの不安定な天候で行なわれたが、最後のQ3で、フェラーリが雨を予測して、2台に浅溝のインターミディエイトを履かせてコースに送り出した。しかし、その時点でのコースコンディションは、ドライタイヤで充分走れる状況。雨は強まらず、フェラーリの2台は1周してコースイン、その時点で完全に勝機を失った。
フェラーリは2回目のアタックに望みをかけたが、今度はそこで雨が強まってタイムアップできず、1回目のアタックで唯一の1分27秒台を記録したルイス・ハミルトンのポールポジションが決まった。
タイヤ選択ミスでアタックのチャンスを逸したフェラーリのセバスチャン・フェッテルは、予選8番手。キミ・ライコネンはなんとか4番手にしがみついたが、メルセデスの強さを際立たせる結果となった。
また、進化型パワーユニットの“スペック3”を投入したトロロッソ・ホンダは、2台そろってQ3に進出、ブレンダン・ハートレーとピエール・ガスリーが、6位と7位という好位置から、明日の決勝レースをスタートすることになった。
◆2018F1GP第17戦日本GP予選結果
1. ハミルトン+メルセデス
2. ボッタス+メルセデス
3. フェルスタッペン+レッドブル
4. ライコネン+フェラーリ
5. グロジャン+ハース
6. ハートレー+トロロッソ
7. ガスリー+トロロッソ
8. オコン+フォースインディア
9. フェッテル+フェラーリ
10. ペレス+フォースインディア
—-以下、ノックアウト
11. ルクレール+ザウバー
12. マグヌッセン+ハース
13. サインツ+ルノー
14. ストロール+ウィリアムズ
15. リカルド+レッドブル
—-以下、ノックアウト
16. フルケンベルグ+ルノー
17. シロトキン+ウィリアムズ
18. アロンソ+マクラーレン
19. ヴァンドーン+マクラーレン
20. エリクソン+ザウバー
[STINGER]山口正己
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