吉本大樹、フェラーリF1を堪能!!
ヨーロッパを拠点にGP2に参戦し、F1までもう一歩だった吉本大樹選手が、鈴鹿サーキットで30回目を迎えるF1日本GPの記念イベントで、フェラーリF2005のデモランを行なった。
今回、過去30回の鈴鹿を彩ったF1マシンが大挙して鈴鹿に集結、1998年に鈴鹿で初めてのワールドチャンピオンを決めたミカ・ハッキネンや、2006年にポールポジションを決めたフィリッペ・マッサなどが来日、懐かしいマシンでデモランを行なったが、吉本は、ウェットコンディションの金曜日と土曜日に、フィリッペ・マッサとともにフェラーリ2005のコクピットで雨の鈴鹿の走りを披露した。
ウェットコンディションが厳しくなった土曜日は、多くのF1カーがリスクを考慮して走行を断念したが、吉本は勇躍コースに出ると、ウェットコンディションをまったく意に介せずに、雨の中で待っていた観客に全開走行を披露、サービス精神に拍手が沸いた。
「最高に楽しいです。これは誰にでも運転できる素晴しいマシン。アクセルをあまり踏まなければ、という条件付きですけど(笑)」。
[STINGER]山口正己
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