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日本にゲンのいいF1アメリカGP

アメリカGPといえば、第二期ホンダF1が初めて勝ったのが1984年のダラス。佐藤琢磨も表彰台に乗っている。アメリカは日本にとってゲンがいい?!

今週末はアメリカGP。2018年F1GP第18戦としてテキサス州オースチンのサーキットof theアメリカスで行なわれるが、ここでのアメリカGPは、2012年から始まった。

アメリカGPは、1959年からと意外に長い歴史を誇っているが、非常に複雑な歴史を刻んでいる。

最初は、フロリダ州のセブリングで始まり、リバーサイドを経て、ワトキンスグレンで1975年まで歴史を重ねた後、名称を“アメリカ東GP”と換えた。それは、西海岸のロングビーチで、1976年から1983年まで、“アメリカ西GP”が行なわれたためだ。その後1991年まで、途中飛び飛びになりながら、ダラス、ラスベガス、デトロイト、フェニックスく場所を変えて続き、中断区間をまたいで2000年にインディアナポリスで復活、2007年まで継続した後に再び中断、2012年にサーキットof theアメリカスで再出発して今に至る。

アメリカGPでは、ダラスでケケ・ロズベルグのウィリアムズ・ホンダが1984年に初勝利を飾り、佐藤琢磨が2004年に3位表彰台に乗るというゲンのいいグランプリとなっている。

最初の2012サーキットof theアメリカスで勝ったハミルトン。フェッテル-アロンソと続いた。

ちなみに、サーキットof theアメリカスで最初に行なわれた2012年に参戦し、今でも現役を続けているのは、ルイス・ハミルトン、セバスチャン・フェッテル、フェルナンド・アロンソ、キミ・ライコネンの4人だけ。全員チャンピオン経験者なのが面白い。このうち、優勝しているのは、ハミルトンの4勝とフェッテルの1勝になる。

[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by Jiri Krenek/activepictures

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