新仕様投入のトロロッソ・ホンダ、好感触–2018F1GP第18戦アメリカGP初日トピックス
鈴鹿に続く2018F1GP第18戦アメリカGP初日は、生憎の雨に祟られた。
不安定なコンディションの中で行なわれたフリー走行1は、三強がトップ6を占め、コンディションに関わらず強さを見せつけたが、午後のフリー走行では、ピエール・ガスリーのトロロッソ・ホンダが2番手タイムを記録、新たに投入したホンダのパワーユニットが好感触を示した。
午後になって雨足が強くなり、1時間半の半分ほどは誰も走行しない状況が続いていたが、やや雨が弱まったところで順次コースイン。その流れの中でガスリー+トロロッソは注目の走りを見せた。
ガスリー+トロロッソは10周を消化、チームメイトのブレンダン・ハートレーも、15台が走行したフリー走行2での最多の19ラップを走り込んで6番手。ロシアGPで投入されたホンダのスペック3をさらに進化させたパワーユニットを持ち込んだトロロッソ・ホンダへの期待を高めた。ガスリー+トロロッソは今日から、ハートレー+トロロッソは、明日にそなえてニューバージョンが与えられる。
ハミルトン+メルセデスは、フリー走行終了まで10分のところでコースインし、1周だけのアタックでサクッと最速タイムを記録して貫祿を見せた。
◆フリー走行2結果
1. ハミルトン+メルセデス 1分48秒716
2. ガスリー+トロロッソ 1分49秒728
3. フェルスタッペン+レッドブル 1分49秒798
4. アロンソ+マクラーレン 1分51秒728
5. フルケンベルグ+ルノー 1分52秒208
6. ハートレー+トロロッソ 1分52秒505
7. エリクソン+ザウバー 1分53秒070
8. ヴァンドーン+マクラーレン 1分53秒354
9. ライコネン+フェラーリ 1分53秒443
10. フェッテル+フェラーリ 1分53秒912
11. ルクレール+ザウバー 1分54秒101
12. ストロール+ウィリアムズ 1分54秒637
13. ペレス+フォースインディア 1分54秒963
14. オコン+フォースインディア 1分55秒348
15. シロトキン+ウィリアムズ 1分55秒446
—-以下、ノータイム
サインツ+ルノー
リカルド+レッドブル
グロジャン+ハース
マグヌッセン+ハース
ボッタス+メルセデス
[STINGER]山口正己