アメリカのファンを楽しませたい–さすが、レースフリークのホンダ田辺豊治TDのコメント
昨年11月のツインリンクもてぎで、第二期ホンダF1時代にエンジニアを担当したベルガーと田辺TD。
アメリカGPのレースを前に、ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターが、レースに向けて、欲張らず、結果を言わず、しかし、自信を持って周囲を期待させる、レースをよく理解していることを現したコメントを届けた。
「フリー走行では、レースに向けてロングランを集中的に行ないました。にもかかわらず、ガスリーがQ1で素晴しいペースを見せてくれたことに勇気付けられました。2台とも後方グリッドからのスタートになりますが、できる限りハードにプッシュして、熱狂的なアメリカのレースファンにいいレースを見せたいと思っています」
サーキットof theアメリカスは、比較的オーバーテークがしやすいコースとして知られる。このコメントからも、ホンダに流れが向いてきていることが感じられる。結果は結果だが、この後、日本時間22日3時からのアメリカGPのトロロッソ･ホンダのレースが楽しみになった。
［STINGER］山口正己
photo by Honda
