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ライコネン、5年半ぶりの美酒!!–2018F1GP第18戦アメリカGP

日本GPを、戦略の凡ミスで失ったフェラーリが、続く第18戦アメリカGPで、起死回生の胸の透くレースを見せた。

スタートでダッシュを決めた予選2番手のキミ・ライコネンが、ポールポジションのルイス・ハミルトン(メルセデス)の前に出て優勝、ペナルティで5番手スタートだったセバスチャン・フェッテルは、スタート直後にリカルド+レッドブルと接触してスピン、13番手まで後退したが、その後、ジワジワと追い上げ、ゴールまで1周となった55周目に、ボッタス+メルセデスを豪快にパスして4位に食い込み、ハミルトンのタイトル決定を阻止した。

キミ・ライコネンの優勝は、2013年の開幕戦オーストラリアGP以来実に5年半ぶり。
「嬉しいよ。スタートも最高にうまくいった。タイヤもベストとはいえなかったけどマネージできた。マックスが追いかけてきたけど何とか最後まで行けた。もちろん、2位より嬉しいよ」。ライコネンは表彰台で、゜シャンパンを撒く前にグビッと呑んで“期待”に応えた。

18番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、殊勲の2位、序盤にリカルド+レッドブルがリタイアしたため、ルノーが6-7位に食い込み、フォースインディアがここでも2台が入賞した。

トロロッソ・ホンダは、レースペースが期待されたほど上がらず、ブレンダン・ハートレーが11番手、ピエール・ガスリーは15番手でレースを終えた。

この結果、ハミルトンとフェッテルのポイント差は70点となり、タイトル決定は次のメキシコGP以降に持ち越された。

◆2018F1GP第18戦アメリカGP結果
1. ライコネン+フェラーリ
2. フェルスタッペン+レッドブル
3. ハミルトン+メルセデス
4. フェッテル+フェラーリ
5. ボッタス+メルセデス
6. フルケンベルグ+ルノー
7. サインツ+ルノー
8. オコン+フォースインディア
9. マグヌッセン+ハース
10. ペレス+フォースインディア
—-以下、周回遅れ
11. ハートレー+トロロッソ
12. エリクソン+ザウバー
13. ヴァンドーン+マクラーレン
14. ガスリー+トロロッソ
15. シロトキン+ウィリアムズ
16. ストロール+ウィリアムズ
—-以下、リタイア
ルクレール+ザウバー
リカルド+レッドブル
グロジャン+ハース
アロンソ+マクラーレン

※詳細結果

[STINGER]山口正己
photo by Ferrari

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1位マックス・フェルスタッペン491ポイント"
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