メキシコGPスタートまで8時間
メキシコ・シティは、日本と14時間の時差があり、日本時間20時は、日曜日の朝が明けたところ。曇天が高地のサーキットを見下ろしている。
曇天の現地朝6時の降水確率は5%だが、この後、10時には20%、スタート2時間前の13時には50%、レースのスタートころには62%と、雨の確率がグングン高くなると予報は言っている。
土曜日の予選も、天気予報は雨と報じられていたが、何とか持ちこたえ、完全ドライコンディションでの闘いとなった。レースがどうなるか、天気予報を信じればウェットレースが宣告されることになりそうだが、いまのところ、「所により晴れ時々雷雨」とまさに雲をつかむような表現の天気予報では、どうなるかは天のみぞ知るところだ。
降れば降っただ、雨量や降り方で戦況は大きく変化する。朝を迎えたメキシコGP会場では、関係者が空を見上げて腕組みしていることだろう。
[STINGER]山口正己
photo by REDBULL