新シリーズ･知ろうとF1劇場『Mr.愛すまん』vol.13
◆これもレース、と言うには悲しすぎる
タイヤがカオスで見どころ満載となったメキシコGP。優勝したフェルスタッペン、チャンプを決めたハミルトン、表彰台のフェラーリ、良い走りでポイントゲットした、ヒュルケンベルグ、ルクレール、バンドーン、ガスリーなどハッピーな人が多かったことと思います。しかしそんな中、最もガッカリしたのは、レッドブルのリカルドではないでしょうか。
土曜日は会心のラップでポールをゲット、久しぶりのリカルド･スマイルを見せていたかと思いきや、日曜日は状況が一変。ポールを奪われて怒りに燃えるフェルスタッペンにスタートでやられ、2戦連続のマシントラブルで終了。土曜日があまりに嬉しそうだったので、日曜日の落ち込みっぷりが際立ってしまった感じがします。
来シーズンはルノーに移籍しますが、これが最後のポールポジションなんてことにならないことを願っています。笑顔爆発のリカルドがまた見たいですから。
illustration & comment by Hiroaki Okazaki
※『Mr.愛すまん』←思わずニヤつくクールな視点を届けます。
※シロウトとは“知ろうと”。STINGERは知ろうとする心の味方。
