新シリーズ・知ろうとF1劇場『Mr.愛すまん』vol.14
トップ快走中のフェルスタッペンが、周回遅れのオコンと接触して優勝を逃す刺激的な展開のブラジルGP。どっちが悪いのかという議論より、印象的だったのは、体重測定の場でフェルスタッペンに小突かれた後、肩をすくめたオコンの表情。トントン拍子でトップチームに上りつめ、ワールドチャンピオンまで視野に入ってきているフェルスタッペンに対して、オコンはシート喪失の危機を迎えていますが、「トップ走ってたからっていい気になってんじゃねえぞ」と思ったのかも。ついでに、ペレスも、“ボクじゃないよ”。
トップチームだけでなく、下位チームにも実力のあるドライバーがたくさんいます。彼らのプライドからの視点で眺めると、別のグランプリが見えて来て、F1がもっと楽しくなると思います。
illustration & comment by Hiroaki Okazaki
※『Mr.愛すまん』←思わずニヤつくクールな視点を届けます。
※シロウトとは“知ろうと”。STINGERは知ろうとする心の味方。