ライコネン、白いスーツでザウバーをテスト
フェラーリ最後のレースとなったアブダビGPのリタイアから2日後、キミ・ライコネンは、来年戻る古巣ザウバーのマシンをトライした。
ピレリ・タイヤのテストをメインテーマとして合同テストだが、当然、今年乗っていたフェラーリとザウバーの違いを見つけ出すのも重要な仕事だ。
スポンサー・ロゴがまった着いていない白一色のレーシングスーツと、モノトーンのヘルメットのキミ・ライコネンは、自らのゼッケンである7が描かれたザウバーC37で走行を開始した。
アブダビのレース後のインタビューで、「自分が臨んだことができないなら契約はしなかった。新しいチャレンジだ」とザウバー入りをコメントしたが、フェラーリ時代より温和な表情は、本番ではなくてテストだからというだけではないかもしれない。
2019年の新しいキミ・ライコネンのレースが待ち遠しい。
[STINGER]山口正己
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