F1テスト最速のルクレール、喜びのコメント
ゼッケン16を着けたフェラーリSF71Hが、2日間に渡って行なわれたアブダビのF1合同テストの最速タイムを記録した。ステアリングを握ったのは、来年フェラーリでセバスチャン・フェッテルのチームメイトとなるシャルル・ルクレールだ。
初日の最速は、ハイパーソフトを履いてたセバスチャン・フェッテルの1分36秒812。2日目は、COMPAUND5と呼ばれる今年のハイパーソフトに替わる2019年用の最も柔らかいコンパウンドのピレリ・タイヤを履いたシャルル・ルクレールの1分36秒450だった。
タイヤが異なり、日時も違うことから直接比較はできないが、走行後にプレスに囲まれたシャルル・ルクレールは、「今日は、ずっと待っていた日なので、エモーショナルな1日だったけれど、現実であることを感じてとてもハッピーです。今日の仕事にとても満足しています」と目を輝かせた。
シャルル・ルクレールは9月にポールリカールでフェラーリをドライブしているが、正式に2019年の契約を締結し、正式なスクーデリア・フェラーリのドライバーとしては、11月28日が初仕事。そこで、セバスチャン・フェッテルより速いタイムを記録できたことを素直に喜んだ。
[STINGER]山口正己
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