2019F1最後の1席!!–ストロール、フォースインディアと正式契約を発表
2019年のF1シートが総て埋まった。
最後の1つは、フォースインディアのセルジオ・ペレスのチームメイトだった。その席は、父親のローレンス・ストロールの一派がフォースインディアを買収したことで、ほぼ決定といわれていたもので、驚きはないが、もしかするとドライバーを卒業してチーム経営に回るかもしれないという憶測があり、エスティバン・オコンになるかもしれないという可能性がかすかに残っていたのだが、結局は元の鞘に納まった形になった。
フォースインディアのオットマー・サーフナーチーム代表は、セルジオ・ペレスとランス・ストロールのコンビを、「若さ、才能、そして経験を完璧に融合させたエキサイティングなラインナップ」と歓迎した。
ランス・ストロールは、「信じられないほどエキサイティングな旅の始まりです。ボクは、素晴らしい歴史を持つチームと働くことを楽しみにしています。これは新しいチャレンジであり、この新しいチャンスをいただいたことに興奮しています」とコメントした。
アブダビGP後に行なわれたピレリの2019タイヤテストに参加したランス・ストロールは、髭を蓄え、まだ20歳になったばかりとは思えない“風格”の風貌に返信していた。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by Formulaone.com