艶やかに、サンペテルブルクでFIA表彰式
12月7日、ロシアのサンクトペテルブルクでFIAの年間表彰式が行なわれた。会場は、昨年のベルサイユ宮殿に引けをとらない豪奢なフィルハーモニー大ホール。正面入り口前には、ルイス･ハミルトンとともに2018年F1GPのコンストラクターズタイトルを5年連続で決めたメルセデスのF1マシンと、WRC世界(ラリー選手権)チャンピオンとなったトヨタ･ヤリスが展示され、華々しくチャンピオンたちを祝福した。
フィナーレのF1GPの表彰では、まず、2位のフェラーリ･チームのセバスチャン･フェッテルとキミ･ライコネンが壇上に呼ばれ、いい気分に酔いの回ったライコネンがおどけた様子でトロフィーを受取り、コンストラクターズ･タイトルを奪ったメルセデスのトト･ウルフ代表、そして5度目のワールドチャンピオンを獲得したルイス･ハミルトンにトロフィーが授与された。
WRCやフォーミュラE、FIA-F2やヨーロピアンF3も表彰され、ミハエル･シューマッハの長男のミック･シューマッハもトロフィーを受け取った。
▲いい気持にアルコールが回ったライコネンが場を和ませた。▼完全に酔ってます。
また、特別賞では、シャルル･ルクレールが去年のFIA-F2に続いて2年連続のルーキーオブザイヤーを授賞、ファンジオと並ぶ5度目のワールドラャンピオンを獲得したルイス･ハミルトンに、ジャーナリストの投票によるスペシャルアワードが贈られた。
【STINGER】
photo by FIA
