モンツァ、さらに高速コースに!!
イタリアGP会場のオートドロモ・モンツァが、開場100年を迎える2020年をめざして、大改造を予定している。F1の記事を多く扱うイタリアのスポーツ紙『ガゼッタ・デ・ラ・スポルト』が伝えた。
モンツァは高速コースとして知られる。2018年イタリアGPの予選の平均スピードは263.587km/hで、21戦中最も速かった。しかし、小林可夢偉はF1時代に、コーナーが遅い高速コースと言っていた。要するに、長いストレートとシケインが主体となり、実際のコーナリングスピードは、いくつかのコーナーを除くと、低速だという意味だ。2020年を目指す改修では、3カ所のシケインのうち2カ所を廃止し、バンクの復活も考慮しているというから、平均速度は270km/hほどになる。鈴鹿の2018年日本GPの平均スピードが250km/hほどだから、モンツァはとてつもない高速コースに生まれ変わることになる。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by Forceindia