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F1視聴者2年連続で上昇、2018年世界累計4億9200万人

Formula 1 プレスオフィスから届いたデータによると、2018年のF1は、テレビ/デジタル双方両方のプラットフォームで視聴者数の大幅な増加を記録した。

視聴者数は、2017年から+10%の4億9200万人。トップ20の国の平均で+14%。中でもCCTVへの無料放送の中国は、2017年のデータから3倍以上、インドと東南アジアが+87%、フランス+51%、ロシア+27%、アメリカ+20%となっており、トップ3は、ブラジルの1億5200万人、中国の6800万人、アメリカの3420万人。

上位20カ国のテレビの累積視聴者数は、1兆5900億人で、2017年の3%増となり、世界の累積視聴者数は1758億人に登った。

累積視聴者別の上位3市場は、ブラジル、ドイツ、イタリアで、改善率では、中国の+69%、フランスの+40%、インドネシアの+25%、ブラジルの+20%が並んだ。

また、モナコGPの視聴者数は、前年比10%増の1億1000万人でシーズン最高の視聴者数を示し、バーレーンGP、フランスGP、オーストリアGP、イギリスGP、イタリアGP、メキシコGPが9000万人を超えた。

2018年には、フォーミュラ1のソーシャルメディアプラットフォーム全体のユーザー数も大幅に増加し、フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、ユーチューブのフォロワー数は、2017年から5371万8500人となり、フォーミュラ1が最も成長したソーシャルメディアプラットフォームとなった。

1週間の平均ユニークユーザー数は、前年から11.1%増加し、多くのコンテンツが視聴されていることになる。合計インプレッション数は29.2%増の10億4000万人、ビデオ視聴数は77.2%増の2億人、視聴時間は、+84.6%の1億7500万と倍近い数字となった。

◆Formula1.comのシーズンデータ
*ページビュー数:3億3330万(+20.5%)
*ビデオビュー数:3720万(+5.3%)
*視聴時間:7070万(+5.3%)
*ユニークユーザー数は45.2m(+ 2.9%)

また、2018年にはF1ファンのベースは、5030万人から5060万人とわずかに増加した。Nielsen発表の、ファンの年齢層分布データによると、35歳未満の20億5000万人のファンを持つF1は、この年齢層のファンの数の点で全世界のスポーツリーグの3番目に位置している。

ファンのほぼ3分の2(62%)が45歳以下で、3%の改善、平均年齢40歳のF1ファンベースは、平均年齢39歳から40歳の他の世界的なスポーツリーグの、フットボール、NBA、NFL、テニスと一致している。

この2年間で、注目度を高めており、新参入の若年化した観客に対して訴求した結果、過去2年間に獲得した新しいファンのうち、61%が35歳未満、36%が25歳未満となった。このような取り組みのまったく新しいF1 eSportsシリーズがあり、ファンの80%が35歳未満、56%が25歳未満という若いファンを集める結果となっている。

ここに日本が入っていない理由は、まずは、中国やインドに比べて人口が少ないことと、それ以上に効いているのは、中国やインドの増加が無料放送があるから、という理由に負うところが大きいからだと思われる。とはいえ、世界のベスト20に日本が入っていない状況は、寂しい情報ではある。

[STINGER]大和 空/Sora Yamato

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