ミック・シューマッハ、フェラーリ・ファミリー入り!!
スクーデリア・フェラーリF1は、19日、7度のワールドチャンピオンを父に持つミック・シューマッハの、フェラーリ・ドライバーズ・アカデミー(FDA)入りが決まったことをリリースで伝えた。
FDAは、フェラーリが主宰する若手育成プログラム。18歳のミック・シューマッハは、昨年のヨーロッパF3での8勝、14表彰台の実績がフェラーリ・ファミリー入りの切り札になった。
FDAのリスト入りしたミック・シューマッハは、FDAの“先輩”であるジュリアーノ・アレジ、カルム・アイロットとともに2019年をF2で闘い、F1のシートへのルートを歩む。
フェラーリは同時に、マーカス・アームストロング、ロバート・シュワルツマン、エンツォ・フィティパルディがFIA-F3を、ジャンルカ・ペテコフがFIA-F4の参戦をサポートする。
FDAに抜擢されたことについてミック・シューマッハは、「フェラーリにパートナーシップを結んでいただき、ドライバーアカデミーとスクーデリアのフェラーリ・ファミリーの一員となることを嬉しく思います」とコメントした。
「これは目指すF1へのさらなる一歩です。夢の達成のために、必要なことはなんでもする覚悟です。生まれて以来、フェラーリは、ボクの家族の心の中で大きなポジションを占めてきました。もちろん、ボク個人としてもとても嬉しいです。今は、ボクをずっと支えてくれて、ここに来ることを手助けしてくれた家族や友人、そしてパートナーに感謝します」
この決定に対して、アリバベーネに代わってスクーデリア・フェラーリF1のチーム代表になったばかりのマティアス・ビノットは、「生まれた時から彼のことを知っている私のような人間にとって、ミックをフェラーリに迎えることは特別な感情を伴うのは疑いのないことです。彼は若いにも関わらず、才能もあり、人間性も素晴らしく、非常にプロフェッショナルです」と感慨深そうにコメントした。
ミック・シューマッハは、フェラーリと深くつながっているプレマ・チームで2019年のF1A-F2を闘う。プレマは、ミック・シューマッハが昨年F3チャンピオンを奪ったチームとして、すでに良好な関係が構築されている。