ストーリーの見事さで泣かせるハートレーF1物語
去年1年限りでトロロッソ・ホンダと分かれることになったブレンダン・ハートレー。ピエール・ガスリーに比べるといいところなしに終わって、このまま忘れ去られる運命とおもいきや。
2017年ルマン24時間ウィナーであり、ポルシェ919Hybridで華々しい活躍を記録したニュージーランドのブレンダン・ハートレーの“映画”と言っていい物語を、Formulaone.comが公開した。
映像は、ハートレーがトロロッソ・ホンダと過ごした1年間を振り返る。
3歳の頃からの夢だったF1ドライバーのシートを9年ぶりに手にし、故郷ニュージーランドの天才でありながら1勝もできなかったクリス・エモンのことにも触れつつ、思うようにいかなかった1年間をフラッシュバックしている。
決して泣き言を書いているわけでもなく、淡々とした語りかけるような文章はしかし、その淡々としてトーンが、思いとは裏腹の結果になったことを切なく伝え、エンディングでジンとさせる。
最近のF1関連の映像の中では、秀逸の必見作品。お見逃しなく。
※どなたか、上手に翻訳していただける方がいらっしゃいましたら、ボランティアで御協力をお願いいたします。mys@f1-stinger.com山口宛にご連絡をいただければ幸いです。
[STINGER]山口正己
photo by Formulaone.com