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フェルスタッペンのコメントから読むレッドブル・ホンダの“年間計画”

さて、2月13日に登場するレッドブル・ホンダはいかに。

レッドブル・ホンダの新たな組み合わせで2019F1GPを闘うマックス・フェルスタッペンが、2019年のレッドブル・ホンダをシミュレーターでトライし、「非常にポジティブ」とコメントした。

今年、ホンダのパワーユニットを搭載するレッドブルが、日本のファンにとって最大の焦点だが、もちろん、それをドライブするドライバーにとっても、Honda RA619Hと呼ばれるはずのエンジンの仕上がりも気になるところだろう。

シミュレーターで2019年型のレッドブル・ホンダをトライしたマックス・フェルスタッペンは、「悪くない仕上がり」とコメントしている。

F1GPを、“シリーズ”としてみた場合、当初の“目標設定”を決めて『闘いの指針』を持つことは非常に重要だ。開幕戦の1戦だけで件着がつくわけではないからだ。

端的な例は、2009年のブロウンGPや、古くは、エンジン排気量が2500ccと中途半端なレギュレーションで行なわれた1965年のブラバムF1チームが挙げられる。

ロス・ブロウンとジャック・ブラバムは、人々が、レギュレーション変化への対応で混乱することを読み、コンベンショナルなマシンを用意してチャンピオンを奪った。特に2009年のブロウンGPは、決して先鋭的ではなく、オーソドックスなマシンだったが、17戦中の序盤の7戦までに5勝してポイントをかき集め、レッドブルやフェラーリ、マクラーレンを突き放す作戦を採用して読みどおりにシーズンを展開してタイトルを奪った。

要するに、“状況を読んで目標設定を明確にすること”が重要、ということをブロウンが立証したわけだが、少なくとも、シミュレーターで“悪くない仕上がり”を確認したレッドブル・ホンダへの期待は、また一段、高くなった。

[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by REDBULL

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