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マクラーレンにブリティッシュ・アメリカン・タバコ?!

ホンダのエンジンを搭載したBARは、1999年から2006年までブリティッシュ・アメリカン・タバコのカラーリングで走っていたが、このときも、BATのカラーリングだった。

コカコーラにラブコールを送っていたはずのマクラーレンF1チームが、ブリティッシュ・アメリカン・タバコと複数年のスポンサー契約を締結したと発表した。

タバコの広告はF1では禁止されているが、たばこ会社の広告ならOKになる。フェラーリのミッション・ウィノウが、フィリップ・モリスのプロモーション活動の告知の場としてF1を活用するという解釈でいるのと同じように、キャンペーンのためにF1を媒体に使うなら許される、と考えられる?!

いずれにしても、フェラーリもマクラーレンも、どうやれば合法的に、禁止されているブランドを売れるか、という抜け道を模索しているようで、この後の動向が注目されることになりそうだが、ここで気になるのは、フェラーリとマクラーレンのスポンサー規模だ。

フェラーリは、マールボロなどの製品名をつけず、カラーリングでそれをイメージさせているが、マクラーレンがBATの製品をイメージさせるなら、マシンのカラーリングをスポンサー代金に見合うものにする必要がある。そうでなく、オレンジ色のままでBATの社名だけ張り付けるのだとすると、フェラーリとは比べ物にならない少額のスポンサーということになる。

さて、マクラーレン、オレンジ色を換えられるほどの契約を取り付けたかどうか、発表される2019年型がオレンジのままだったとしたら、BATのスポンサー額は、リヤウィングに張り付けられる予定のオランダのチョコレート・ドリンク・メーカー“HUSKI”程度の少額で、ザック・ブラウンのやり方がいよいよ行き詰まったことが証明されることになるかもしれない。

※追記/2月12日:もしかすると、色が変わる可能性はある。だが、そうだったとしても、予算規模は、フェラーリのフィリップモリスに比較するまでもないだろう。

[STINGER]山口正己
photo by Jiri Krenek/activepictures

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