メルセデス、最多ラップに自信
明日から始まるF1合同テスト2回目を前に、合同テスト1回目のプログラムを順当に消化したワールドチャンピオンのメルセデスAMG-F1チームは、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスが、4日間で、ハミルトン307周、ボッタス303周で合計610周を走破したことに自信を持っている。
この数字は、フェラーリの598周を上回るもので、タイムではなく、データ収拾の大切さでリードしているが、メルセデスのパワーユニットを搭載する3チーム合計は、946周なのに対して、フェラーリは、本体とアルファロメオ、ハースの3チーム合計で1453周を走っており、圧倒的に優位。
また、ホンダを搭載するトロロッソとレッドブルも、2チーム合計で957周をこなしていることで、パワーユニットのデータという意味で、フェラーリとホンダがメルセデスより多くのデータを持っていることになる。
とはいえ、単一チームではメルセデスが最多であることに変わりはない。車体とパワーユニットのセットで考えると、メルセデスは王者らしく、一歩リードしているということになる。
明日から始まるテスト2では、どんな流れになるのだろうか。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by FERRARI / MERCEDES
data by Formulaone.com