合同テスト最終日のタイヤ–全車最も柔らかいタイヤ!!
F1合同テスト最終日に、ベストタイムを記録したタイヤコンパウンドが、タイヤを一社供給するピレリから発表された。
今回は一目瞭然、トラブルでアタックのチャンスがなかったレッドブル･ホンダのマックス･フェルスタッペン以外の全員が、最も柔らかいC5タイヤを使用した。タイム合戦が、これまでの7日間より以上に熱かったのは、同じタイヤでアタックが行なわれたからだった。
ドライバー毎のタイヤコンパウンド。全員が最も柔らかいC5。フェルスタッペン＋レッドブル･ホンダも、午後を走れていれば、C5だったはず。
ちなみに、テストでは5種類のタイヤが用意されたが、本番レースでは、5種類の中から3種類が供給される。その呼び方だが、より多くのファンに理解できるように、サイドウォールに赤、黄色、白の3食が表示される。
各レースには、これまで同様、用意されるコンパウンド（今年はドライ5種）の中から、コース特性や予想気候によって、チームの意見を反映しつつ、レースを面白くするという視点も入れつつピレリが最適と思われる3種類が供給される。
実際には、GPごとにコンパウンドが異なることになるが、呼び方は常に、「一番硬いホワイト」、「中間のイエロー」、「柔らかいレッド」となり、分かりやすくなりそうだ。
［STINGER］大和 空/Sora Yamato
photo by PIRELLI
