密集状態の2019F1GP勢力図で目立つトロロッソ・ホンダ
F1合同テストの各ドライバーのベストタイムを並べてみると、2019年シーズンのバトルが激しく展開する状況がみえる興味深い結果になっている。
トップのフェッテル+フェラーリから18番手のストロール+Rポイントまでのタイム差は、1.570秒だが、この差を昨年のスペインGP予選に照らし合わせると、8位に匹敵する。去年の8今での差に、18台が圧縮されて詰まっている、ということだ。
また、別の視点で20台の並びをみると、隣り合わせているのはトロロッソ・ホンダだけということにも気付く。
ウィリアムズも同じく並んでいるが、こちらはテスト参加が遅れたことによる低値安定の結果なので除外して、トロロッソ・ホンダの結果は、マシンが安定して、どちらのドライバーも同じ速さを見せられている結果と捉えることができる。トロロッソ・ホンダの安定性がここでも証明されている。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by Circult Catarunia