FIAの思惑どおり、追い越ししやすい2019マシン!!
合同テストを終え、ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは、今年の、マシンが全車にピッタリ着いて走っても、実に快適でオーバーテイクもしやすいことをformulaone.comで証言した。
「とても走り安くて楽しい」とマグヌッセン。
「前車に着いて走った時も、昨年よりはるかに気分がいいんだ。他車にピッタリついて走っても常に安定している感じ。ファーストインプレッションはとても良いね」
車両規則の変更で、今年のマシンが昨年型に比べて大きく異なるのがフロントウィング。1800mmから2000mmに幅広くなり、細かいデバイスが禁止されてシンプルになった。これは、追い越ししやすさを考慮して車両設計を構築したロス・ブロウン率いるFIAのテクニカルチームの決定が正しかった証明。2019年シーズンのF1では、より多くのオーバーテイクのシーンが見られそうだ。
[STINGER]山口正己
Photo by Haas F1 Team