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レッドブル・ホンダの新人ピエール・ガスリー!!

 

レッドブル・ホンダの新人として、プレッシャーの中を突き進んでいるガスリー。

レッドブル・ホンダで新たなスタートを切るピエール・ガスリー。新天地でどんな活躍を見せてくれるか期待がかかるところだが、心配もある。

ピエール・ガスリーは、2017年がスーパーフォーミュラを闘ったが、その時の評価がすこぶる高かった

2018年にトロロッソ・ホンダに乗ってバーレーンGPで4位に食い込む殊勲も記録し、2019年にはいよいよトップ3チームの一角、レッドブル・ホンダで優勝戦線に絡んでくることが期待されている。

しかし、3月1日の合同テスト最終日にクラッシュしてマシンを壊した。シーズン前のテストで最もやってはいけないのが、マシンを壊すことだ。開発プログラムに支障が出るだけでなく、準備に忙しい工場の仕事を不要に増やしてしまうからだ。

当然、ガスリーじたい、そうした状況を充分に認識している。クラッシュのマイナスイメージや、チームに迷惑をかけてしまった負い目を背負ってシーズンをスタートするのはいいことではない。

さらに、ショーランの会場で、思い切れていない状況が見えた。ショーランの1本目、いちょう並木から絵画館を囲むロータリーの交点でドーナツターンを失敗したのだ。次に走ったマックス・フェルスタッペンが一発で決めたのに対して、思い切りのなさが見えた。

そこで、ショーラン後の会見で、クラッシュの後遺症のことを尋ねた。

—-スーパーフォーミュラ時代のあなたの処理能力の素晴らしさを無限の関係者から訊いて期待している。テストの最終日にクラッシュしたが、通常、高速でのクラッシュの直後には、できる限り直ぐにマシンに乗ってイメージを取り戻しておくことが必要と思うが、あれ以降走っていないことをどう処理したのか。

しかし、ガスリーはあっさりと気丈にこう答えた。
「実は、あの翌日に、走行する機会があったので、その問題は解決しています。その後、状況を分析して、シミュレーターでもいろいろ試しているので大丈夫」

思い切りのいいキレキレのマックス・フェルスタッペンと新参のピエール・ガスリー。どんなレースを見せてくれるのか、まずは開幕戦に注目だ。

[STINGER]山口正己
photo by [STINGER]

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