オーストラリアGP–レッドブル・ホンダの報告
ホンダにとって2008年以来の表彰台。マックス・フェルスタッペンがレッドブル・ホンダのスピードを印象付ける2019F1GP開幕戦を、レッドブルの面々が振り返った。
マックス・フェルスタッペン
「チームにとってもホンダにとっても、今日の表彰台に登れたことは本当にうれしい。ボクたちが一緒に働き始めてから、ボクは本当に素晴しいパートナーシップを楽しんでいます。なので、この3位は、ボクたち全員にとってふさわしい場所です」
「レース終盤にルイス(ハミルトン)にチャレンジし、セブ(セバスチャン・フェッテル)を追い越すことができるたのは、ここが追い越しが難しいコースであることを考えると、非常にポジティブな気分です。ボクたちは、タイヤで少し利点を持っていたけれど、ボクがルイスを追い越すのに十分に近づくことができなかったとしても、それはルイスにプレッシャーをかけられたので満足です」
「クルマは本当によかったし、ボクたちはシーズンがいい方向にいくことが確認できました。ホンダにとって2008年以来の表彰台だと聞きましたが、彼らが表彰台に戻れたことをとても嬉しく思います」
ピエール・ガスリー
「かなり難しいレースでした。前のクルマの新しい大きなリヤウィングで、グリッド上でスタートのライトが見えなかったので、周囲のクルマをみて反応しなければならなかったので、ポジションを2~3落としてしまいました。それから渋滞に巻き込まれ、DRSを使っても、このコースで追い越すのは非常に難しかったし、さらにボクのフロントウィングに破片がひっかかっていたので無理でした」
「ボクは前車の後ろでレースの半分を過ごしたけれど、タイヤが滑ってパスすることができませんでした。ボクは可能な限りプッシュし、あらゆることを試したけれど、追い越すには十分ではなかった」
「週末のペースは本当に良かったです。予選では、Q1でノックアウトされたけれと、最初のラップに満足していて、Q2に進めなかったのは残念でしたが、バーレーンはボクが本当に好きな場所だし、クルマの競争力があることが分かっているので2週間後は強烈にプッシュしますよ!!」
クリスチャン・ホナー・チーム代表
「2008年以来トップ3に入っていない我々の新しいパワーユニットパートナーのホンダとの最初のグランプリで表彰台フィニッシュができ、シーズンへの素晴らしいスタートになりました。今日は、マックスは驚くべきパフォーマンスを発揮して、ピットストップも最速だったし、彼は柔らかいタイヤを有効に使ってセバスチャン(フェッテル)を見事にオーバーテイクしました。その後も、ルイス(ハミルトン)るちプレッシャーをかけ続けたけれど、追い越せるところまで近づくことはできなかった」
「ピエールは、17番グリッドからスタートしたけれど、このトラックでは追い越しは至難の業。彼は果敢にドライブしたけれどポイントに届かなかったのは残念だった。彼の果敢な姿勢は、彼の時が来ると確信している。上出来の開幕戦を終え、我々は次のバーレーンを楽しみにしている」
【STINGER】
photo by REDBULL