もうひとり、忘れずに–ジョージ・ラッセルという才能
イギリスのBBCスポーツが、紹介するイギリスの新人F1ドライバー。
「ボクは、ジョージ・ラッセル。ロキット・ウィリアムズのフォーミュラワンドライバーです」
「カートに乗ったのが夢の始まりでした」
「11歳の時、2009のオーストラリアGPを朝6時に起きて観たのを覚えています。ジェンソン・バトンがレースをリードしていました」
「ボクにとって最も偉大なドライバーはルイス・ハミルトンです」
「最初に乗ったのはVWのポロ。一番遅いバージョンでした」
「ゼッケン63を選んだのは、兄がカート時代に使っていた番号だから」
夢はスタートしたばかりだが、シャキッシャキで明晰な頭脳を思わせる受け答えが頼もしい。
そして、憧れの母国ドライバーがいることは、なんとも羨ましい。
ジョージ・ラッセル21歳。2019開幕戦オーストラリアGPでF1にデビューしたイギリス出身の、もうひとりの逸材。
[STINGER]山口正己
photo by WILLIAMS