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ベトナムGPのコース起工式–鈴鹿はどうなる?!

長いストレートが特徴だが、テクニカル部分も充実。

2020年に新たなグランプリとして加わるベトナムGP。3月21日に、ハノイの街中のコースの起工式が、F1Aのジャン・トッド会長も列席して行なわれた。

ベトナムGPのコースは、長いストレートがメルセデスのスリーポインテッドスター型に三方向に伸びる特徴的なレイアウトで、例によってグラプリコースの名匠と言われるヘルマン・ティルケがデザインを手がけた5.565km。ストレートが長い単純なコースではなく、鈴鹿サーキットのS字や、モンテカルロ市街地コースを模したコーナーも盛り込んだテクニカル部分もあり、長いストレートからのブレーキングでオーバーテイクも可能なエキサイティングなコースとして期待されている。

その一方で、現在の年間21戦からシリーズが増えるとなると、様々なリスクが頭をもたげることから、新たなコースを歓迎しながら、どこかが消えなければならないバランスが懸念される。

昨年、30回目のグランプリ開催を記念して盛りだくさんの企画を用意した鈴鹿サーキットの日本GPも、昨年はホンダの支援で収支バランスを保った経緯もあり、ベトナムGPに拍手を送っているだけでは済まない事情も見え隠れしている。

ホンダの活躍でF1GPの注目度が高まることで、協力企業の出現が期待されるところだが、基幹産業が自動車の日本の奮起が待たれる。

[STINGER]山口正己
photo by formulaone.com

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