ハミルトンとグロジャンが、ルクレールを絶賛した理由
こんなにライバルのことを褒めるのを観たことない?
バーレーンGPのレース後、優勝したルイス・ハミルトンは、コクピットを降りると真っ先に赤いフェラーリのコクピットのシャルル・ルクレールにハグして気持ちを伝え、インタビューで、今日の自分はラッキーで、主役はルクレールだとコメントし、さらに表彰台を待つ控室で、ボッタスと3人になったところで、ルクレールを絶賛した。
「今日は君の日だった。これからたくさん勝てるよ」
この動画を見たロメイン・グロジャンがツイッターでルクレールを讃えた。
Charles was incredible this weekend! Feel sorry for him with his issue in the race but what an amazing drive. He will have his first win soon
週末のシャルルは信じられないほどだった。レースのトラブルは気の毒だったけれど、素晴らしいドライブだった。彼はすぐに初優勝するよ!!
現役ドライバーが、ライバルをこれほど褒めるのを見たことがない。ハミルトンとグロジャンのアクションを見て、改めてシャルル・ルクレールという21歳の素晴しい才能を感じたが、それだけではなかった。
二人は、自分が生きているF1の闘いのレベルが高くなったことを心から喜んでいるに違いないからだ。改めてF1に、そして素晴しい仲間に“ブラボー!!”。
[STINGER]山口正己
photo by Formulaone.com