バーレーンF1合同テスト2日目も新鮮なメンバー
バーレーンのザヒール・サーキットで行なわれているF1合同テスト2日目(最終日)も、興味深いドライバーの組み合わせが見られる。
まず、初日にフェラーリF90で2番手タイムを記録したミック・シューマッハは、フェラーリ・エンジン搭載のアルファロメオに乗り換えて走る。また、ウィリアムズ・メルセデスでデビューしたジョージ・ラッセルが、メルセデスのシートに納まって2日目を担当、ウィリアムズには、FIA-F2で活躍中のニコラス・ラティフィが乗り込む。
初日に、マックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録したレッドブル・ホンダは、レッドブル育成ドライバーのダニエル・ティクタムにステアリングが託され、ハースに、1972年にブラジル人初のワールドチャンピオンとなったエマーソン・フィティパルディの孫のピエトロ・フィティパルディが乗り込んで、才能が試される。
また、初日にマクラーレンMCL34のステアリングを初めて握って走行したフェルナンド・アロンソは、2日目の午後も担当し、昨年型との比較を含むフィーリングをチームに伝えることになっている。
初日は砂漠は珍しい雨に祟られて走行が4時間に渡って中断したが、今日の天気予報の降水確率は0%。昨日はハミルトン+メルセデスの77周が最多周回だったが、多くが100周を超え、最タラップは150周以上が見込まれている。
【STINGER】
photo by Honda