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琢磨の2年ぶりのポールポジションでレースに期待!!

チームオーナーのボビー・レイホールの手荒い祝福をうける佐藤琢磨。

NTTインディカー第3戦でポールポジションを決めた佐藤琢磨。インディカー挑戦2年目の2011年にオーバルコースのアイオワでの初ポールポジションから8度目、2017年ポコノのスーパースピードウェイ初ポールポジションから2年ぶりの快挙だった。

予選の最終組に残った6台は、いつもと違う顔ぶれだったことが、バーバー・モータースポーツ・パークの特殊性を語っている。

まず、名門ペンスキーが最終予選に1台もいないという異変。ここを連勝しているウィル・パワーも、ポイントリーダーのジョセフ・ニューガーデンも最終予選に残れなかった。逆に言うと、最終予選に残った6台のセッティングが、アップダウンもあり、短いけれどハイスピードコーナーが続くバーバー・モータースポーツ・パークをいかにリズミカルに走れているか、ということにもなる。

佐藤琢磨の初ポールポジションは、2011年アイオワでの自身初ポールポジションと、最後の2017年8月のポコノ・レースウェイの2戦がオーバル。他は、市街地やトリッキーなコースが多く、優勝のロングビーチも市街地だが、ポールポジションからスタートしたレースはおおむねいい結果が残せていない。今回は、成長した琢磨のレースに期待がかかっている。

[STINGER]山口正己
photo by INDYCAR

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