1000GP記念の中国GPに各ドライバーが選んだタイヤ
ピレリから、5種類のコンパウンドの中から3種類が供給される。中国GPでは、C1からC5の5段階のコンパウンドの中間のC2、C3、C4が用意され、一人のドライバーに13セットが渡されるが、3種類の内訳は、ドライバ毎に自由に選べる。
細かく観ていくと、チームごと、ドライバーごとに微妙に選び方が異なり、さらに、チームによっては、二人のドライバーをの供給数を分けている。
たとえば、メルセデスとフェラーリは、最も柔らかい赤の数は同じだが、田野2種類を分けているのに対して、レッドブル・ホンダは、二人の配分が同じ。
マクラーレンは、サインツとノリスに、最も柔らかいタイヤを全チーム中最大の9セットを割り当て、二人の分け方は同一。
タイヤの選び方に、チームの違いが見えて、想像力を膨らませてフリー走行と予選を見ると、レースの裏側がかいま見得て面白い。
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
photo by PIRELLI