フライデーズ4に出席した田辺ホンダTD
金曜日正午からのプレスカンファレンスに登壇したホンダF1レーシングの田辺豊治テクニカルディレクターは、レースに興味を持った経緯を尋ねられてコメントした。
田辺TDのコメントを、横からメルセデスのトト・ウルフとフェラーリのマティアス・ビノットが、興味深そうに覗き込んで聞いていた。
「こどもの頃からクルマにすごく興味がありました。日本には当時レースがそう多くなかったのですが、ホンダが第二期F1を始めたので、上司に、F1で働きたい、と直訴していまF1の仕事をしています」
—-去年の1チームから今年は2チームになりました。開発スピードはどれくらい早くなりましたか?
「どれくらいからは、セッションの結果をみてください(笑)。ええ、データが倍に増えて、考え方ややり方が違うチームからたくさんのことを学びました。2倍というより、それ以上です。2チームの4人のドライバーは、キャラクターもドライビングもそれぞれ少しずつ違うのでそれに合せるのは大変です」
[STINGER]山口正己
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