リアルタイムメモ/2019F1GP第3戦中国GP/上海国際サーキット/フリー走行3
<11時00分>
いつものようにスモッグに覆われた空から暖かい光が洩れている。1000回目のグランプリの予選を迎えた上海国際サーキットは、長閑な気候に包まれている。
気温は18度、少し歩くと汗ばむ空模様。午後の予選に向けてさいごの調整を行なうフリー走行3が始まった。
<11時03分>
マグヌッセン+ハース、ジオヴィナッツィ+アルファロメオ、クビアト+トロロッソ・ホンダ、グロジャン+ハース、ノリス+マクラーレン、アルボン+トロロッソ・ホンダ、ライコネン+アルファロメオ、サインツ+マクラーレン、クビアト+トロロッソ・ホンダが、確認のための1周を終えてピットに戻った。
<11時14分>
ラッセル+ウィリアムズが1分36秒台、クビツァ+ウィリアムズが1分37秒台。連続周回を行なっているのはこの2台だけ。
<11時16分>
リカルド+ルノーが1分35秒台へ。ルクレール+フェラーリが連続周回に入って1分34秒台に進めた。
<11時18分>
フェッテル+フェラーリが1分33秒台へ。セクター1でフェッテル+フェラーリ、セクター2と3でルクレール+フェラーリが最速。
<11時20分>
ボッタス+メルセデスが出撃。ハミルトン+メルセデスも続いている。このあたりのメルセデスの統一感ある動き方は、完成したチーム体制の証明か。
<11時22分>
ボッタス+メルセデスンが、セクター3最速で2番手タイム。ハミルトン+メルセデスがかすかにそれを上回った。2台のメルセデスの差は、0ホ018秒。ここでも“統一感”もりもり。
1. フェッテル+フェラーリ
2. ハミルトン+メルセデス
3. ボッタス+メルセデス
4. ルクレール+フェラーリ
5. リカルド+ルノー
6. フルケンベルグ+ルノー
7. ノリス+マクラーレン
8. ライコネン+アルファロメオ
9. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
10. グロジャン+ハース
11. マグヌッセン+ハース
12. ラッセル+ウィリアムズ
13. クビツァ+ウィリアムズ
<11時24分>
アルボン+トロロッソ・ホンダが5番手へ。クビアト+トロロッソ・ホンダが6番手。トロロッソもなかなかの統一感。
この時点でレッドブルの2台とペレス+Rポイントが連続周回を行なっていない。
<11時26分>
ペレス+Rポイントが7番手を記録し、レッドブルの2台だけがノータイム。
<11時27分>
ガスリー+レッドブル・ホンダが出撃。ミディアムタイヤ。
<11時30分>
ガスリー+レッドブル・ホンダが1分35秒台で11番手。タイヤは、レースでメインになりそうなミディアム。レース中のペースがこれくらいということになりそう。
<11時31分>
フェルスタッペン+レッドブル・ホンダが、ガスリー+レッドブル・ホンダの後ろにコースインした。こちらは赤いラインのソフト。レッドブルは今日も2台を分けて、幅広くデータ確認中。
<11時33分>
フェルスタッペン+レッドブル・ホンダが1分34秒台を記録して全車モニターに出揃った。
メルセデスのオーダーが逆転した。
1. フェッテル+フェラーリ 1分33秒222
2. ボッタス+メルセデス 1分33秒956
3. ハミルトン+メルセデス 1分33秒794
—-以下、1分34秒台
4. ルクレール+フェラーリ
5. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
6. アルボン+トロロッソ・ホンダ
7. クビアト+トロロッソ・ホンダ
8. ペレス+Rポイント
9. リカルド+ルノー
10. ストロール+Rポイント
11. フルケンベルグ+ルノー
12. ガスリー+レッドブル・ホンダ
13. ノリス+マクラーレン
14. サインツ+マクラーレン
15. ライコネン+アルファロメオ
16. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
17. グロジャン+ハース
18. マグヌッセン+ハース
19. ラッセル+ウィリアムズ
20. クビツァ+ウィリアムズ
<11時40分>
そろそろ予選シミュレーション・アタックの時間。
ノリス+マクラーレンがアタック開始。
<11時42分>
ノリス+マクラーレンが1分34秒台で8番手。
ガスリー+レッドブル・ホンダも出ているが、ピットに戻った。何やら確認中。
<11時44分>
ラッセル+ウィリアムズとクビツァ+ウィリアムズがそれぞれ自己ベストを更新してサクター2を通過。セクター2ではクビツァ、セクター3ではラッセルが速く、結果は、0.052秒差でラッセル+ウィリアムズが前。
<11時48分>
ノリス+マクラーレンが最終コーナーをオーバーラン。進入が速過ぎた?!
<11時49分>
フェッテル+フェラーリ出撃。コーナーで暴れ、アタック中止。
ルクレール+フェラーリも出ている。
メルセデスの2台も出撃中。
ボッタス+メルセデスがセクター2最速でトップへ。
セクタータイムは、フェッテル+フェラーリ-ボッタス+メルセデス-ボッタス+メルセデス。
<11時51分>
ハミルトン+メルセデスが1分33秒に入れたが、4番手。
ボッタス、フェッテル、ルクレール、ハミルトンまでが1分33秒台。
<11時53分>
フルケンベルグ+ルノーが1分33秒組に食い込んできた。
<11時53分>
アルボン+トロロッソ・ホンダが最終コーナーでクラッシュ。左斜め後ろが激しく損傷している。
空中回廊9階のメディアサンターに、バコッという鈍い接触音が届いていた。
大丈夫か、のピット無線に、「sory」。
歩いてピットに戻ろうとして、オフィシャルに促されてオフィシャルカーへ。
☆☆
最終コーナー立ち上がりで、かすかに右後輪がコースを外れ、コントロールを失った。
最終コーナーは、巻き込むクラッシュも起きている。
<11時59分>
時計はそのまま動いて、セッションが終了した。ほとんどが最終的なアタックを行なわないままフリー走行3が終了した。
1. ボッタス+メルセデス
2. フェッテル+フェラーリ
3. ルクレール+フェラーリ
4. ハミルトン+メルセデス
5. フルケンベルグ+ルノー
6. ライコネン+アルファロメオ
7. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
8. サインツ+マクラーレン
9. アルボン+トロロッソ・ホンダ
10. クビアト+トロロッソ・ホンダ
11. ノリス+マクラーレン
12. ペレス+Rポイント
13. リカルド+ルノー
14. ストロール+Rポイント
15. ガスリー+レッドブル・ホンダ
16. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
17. グロジャン+ハース
18. マグヌッセン+ハース
19. ラッセル+ウィリアムズ
20. クビツァ+ウィリアムズ
[STINGER]山口正己
photo by [STINGER]