1000GPのホンダ・パワー/ドライバーのコメント
アレクサンダー・アルボン/レッドブル・トロロッソ・ホンダ/10th
「まずは決勝に向けてチームスタッフが頑張ってマシンを修復してくれたことにお礼を言いたいです。FP3の後は落ち込んでいましたが、昨夜シャシーの交換などをみんなが頑張ってくれ、今日はいいレースができました。ポイントを獲得し、彼らの努力に報いることが できてよかったです。レースウイークを通していいペースで走れていたのでQ3に進出する自信がありましたが、クラッシュからの修復のために予選を走ることはできませんでした」
「2回のピットストップで走る戦略でしたが、タイヤの消耗が思っ たよりも大きく、判断の難しいレースになりました。FP2ではライバルチームよりもタイヤマネジメントが上手くできていたので、当初の戦略どおりハードタイヤでできるだけ走ることにしました。レース終盤でグロジャン(ハース)が追い上げてきた時にはヒヤ ッとしましたが、抜かれることなくフィニッシュできてよかったです」
ダニール・クビアト/レッドブル・トロロッソ・ホンダ/リタイア
「1周目以降、いいレースができずにそのまま終わってしまって残念です。マシンにダメージは負いましたがペースはよく、ポイント圏内でフィニッシュできる可能性があっただけに、残念な結果になってしまいました。1周目のマクラーレン2台との接触で、僕がペナルティーを受けるのは納得しがたいです。両側を他のマシンに挟まれていましたし、接近して走る1周目であのような接触が起きてしまうのは避けようがありません」
ピエール・ガスリーアストンマーチン・レッドブル・ホンダ/6th
「F1で初めてのファステストラップを記録できて嬉しいです。レース終盤で後方のマシンと大きな差があったので、ピットストップを行いファステストラップを狙うことにしましたが、うまくいきました。レース中はリズムを保ち、タイヤの消耗に気を付けるとともに、マシンフィーリングの向上に努めました。レースごとに1歩ずつ向上ができて安心していますが、一度に3歩ずつ向上できるよう、さらに頑張ります」
「次に向けてやるべきことはまだ多いですが、やるべきことは分かっています。ポイ ント圏内でフィニッシュし、ファステストラップというエクストラポイントまで獲得できて嬉しいです。今夜ファクトリーに向かい明日、明後日はシミュレーターで次戦に向けた準備を進めます」
マックス・フェルスタッペン/アストンマーチン・レッドブル・ホンダ/4th
「簡単なレースではなかったけれど、チームとしていい結果を得ることができました。フェラーリを抜くための戦略が奏功し、シャルルより前の4位でフィニッシュできました。タイヤを交換してピットから出てきた後のセバスチャンとのバトルも 楽しむことができました。彼を抜くまでのペースはなく、そのままフィニッシュとなりました。レースではできる限りプッシュしましたし、チームの結果に満足しています」
「メルセデスやフェラーリと勝負するにはもっとペー スが必要ですが、いい位置で走れていますし、毎戦ポイントを獲得できているのはいいことです」
[STINGER]大和 空/Sora Yamato
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