モナコのコースを、高速モンツァのウィングで走るようなもの!?
アゼルバイジャGPのバクー市街地サーキットを、トロロッソ・ホンダのアレキサンダー・アルボン担当のレースエンジニアが名言だ。
「バクーは、2kmもの長いストレートもある一方で、細かい低速コーナーもある。トライバーにも我々にもとてもチャレンジングなコースです。低速区間似合わせてクルマをセットするけれど、長いストレートでは空気抵抗を少なくしなければ。そう、ちょうど、モナコのコースをモンツァのウィングで走るようなものですね」
アルボンは、その低いダウンフォースで壁ギリギリを攻めるお城のコーナー区間が好きだと言っている。
エンジニアにとっても、ドライバーにとっても、チャレンジングなバクーの闘いが待ち遠しい。
[STINGER]山口正己
photo by Honda