「実にいい気分」–超高速バクーでポールポジションの松下信治
アゼルバイジャンGPのサポートレースとして行なわれるFIA-F2第2戦バクー大会の予選が26日に行なわれ、松下信治がポールポジションを獲得した。
予選は、F1のフリー走行でウィリアムズが外れたマンホールの“餌食”になる事件の影響で30分遅れで始まり、最後に松下信治が、セクター2と3で区間ベストをたたき、ニック・デ・ブリースのトップタイムを0.4秒以上ぶっちぎる最速タイムを記録。二度目のポールポジションを決めた。
「本当に気持ちいいです。鍵がレースであることを知っているけれど、ハッピーです」
—-大きな自信を必要とするストリートサーキットですが。
「フリー走行からいい感触でクルマがかなりよかったので、さらにデータを分析し、予選のために基本的にすべてをまとめました」
自信を持った松下に期待がかかるレース1は、明日27日土曜日12時(日本時間17時)にスタートする。
◆FIA-F2第2大会アゼルバイジャン予選トップ10
1. 松下信治 カーリン 1分54秒555
2. ニック・デ・ブリース ART 1分54秒999
—-以下、1分55秒台
3. ルカ・ギオット ヴァートーシ 1分55秒037
4. セルジオ・セッテカマラ DAMS
5. ジョーダン・キング MPモータースポーツ
6. ミック・シューマッハ プレマ
7. ニコラス・ラティフィ DAMS
8. ジャック・エイトキン APT
—-以下、1分56秒台
9. アンソニー・フバート アルデン
10. ラルフ・ボシュン トライデント
[STINGER]山口正己
photo by FIA-F2