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「新PUだったので、もう少し走りたかった」–イケる感触のホンダ田辺TD

ホンダF1レーシングは、第4戦アゼルバイジャンGPに最新鋭の“スペック2”を投入。ホンダ・パワーを積む4台が、超高速でパワーユニットがモノをいうバクー市街地サーキットでホンダ・サウンドを炸裂させた。

田辺豊治ホンダF1サーシシング・テクニカルディレクターは、「新たなパワーユニットを投入したので、もっと走りたかった」としながら、“スペック2の感触に自信を深めた。

「今日は予定通りスペック2のPUを4台のマシンに投入しました。FP1ではセッション序盤での中止により1周ずつしか走行できず、FP2でも赤旗中断により走行時間が削られてしまいました。状況は他チームも同じですが、新しいPUでしたので、もう少し走行を重 ねたかった部分はありました」

「2本のロングストレートとタイトな市街地部分が特徴のバクー市街地サーキットは、PUのエネルギーマネージメントやシャシーのセットアップなど、チャレンジングなサーキットです。今日はマシンからベストなパフォ ーマンスを出すセッティングを見つけるためのプログラムを実施しましたので、ここからは得られたデータを分析し、チームと一緒に明日以降への準備と改善を進めます」

「なお、FP2でクラッシュを喫したクビアト選手については、早急にPUの状態の確認を 行います」

【STINGER】
photo by Honda

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