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メルセデス鉄壁の4連続1-2!!–F1GP第4戦アゼルバイジャンGP

 

ボッタスが2勝目で、ハミルトンに1ポイント差を着けてポイントリーダーに復活した。

28日に超高速のバクー市街地サーキットで決勝レースを行った2019F1GP第4戦アゼルバイジャンGPは、スタートでダッシュを決めたハミルトン+メルセデスが1コーナーでポールポジションのボッタス+メルセデスに並んだが、ボッタスが堪え、サイドbyサイドのまま3つほどコーナーを回ったところで前に出て、レースが始まった。

木曜日の会見で、ケビン・マグヌッセンがいっていた通り、バクーらしい“事件”は何事も起きないレースだった。

一時は、後方からスタートしたルクレール+フェラーリが次々と前走車をパスし、メルセデスの2台も抜きさってトップを奪って駿足を見せていたが、やがてタイヤを使い切って後退。決勝でもメルセデスが強い平滑な内容になった。

バルテリ・ボッタスは、25点を加えて得点を68とし、67点のハミルトンを1ポイント抑えてポイントリーダー二分気した。この1点は、開幕戦のオーストラリアで、自らチームに「トライしてみる」と伝えて獲得したファステストラップによる1点の差。もしかするとシーズン終盤に重要な意味を持ってくるかもしれない。

バクーらしいというかF1とは思えない珍事も起きた。中盤のリカルド+ルノーとクビアト+トロロッソ・ホンダの絡み合いもそのひとつ。

長いストレートからの1コーナー進入で、クビアト+トロロッソ・ホンダのインに飛び込んだリカルド+ルノー。しかし、曲がれずにまっすぐにセフティゾーンに逃げたが、行き場を失ったクビアト+トロロッソ・ホンダが道連れ状態でコーナーを曲がれずに立ち往生。そこにコースに戻ろうとバックしたリカルド+ルノーがドカッと接触、クビアト+トロロッソ・ホンダはこれが原因でリタイアに追い込まれた。

レースになれば、と言っていたフェラーリだったが、フェッテル+フェラーリもメルセデスのペースに追いつけず仕舞い。“平成のうちに”とここまでに勝利宣言をしていたホンダは、最新のスペック2を投入したが、ガスリー+レッドブル・ホンダは「no powre」というチーム無線でリタイアを喫し、フェルスタッペン+レッドブル・ホンダも4位に踏ん張ったが、そこまでだった。

今シーズン、ホンダのパワーユニットのトラブルは、初めて。新たなテーマがホンダ陣営に加わった。

次のレースは2週間後、本場ヨーロッパに舞台を移し、テストで走り込んだカタルーニャ・サーキットのスペインGP。5月19日に決勝レースが行われる。

◆2019F1GP第4戦アゼルバイジャンGP決勝
1. ボッタス+メルセデス
2. ハミルトン+メルセデス
3. フェッテル+フェラーリ
4. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ
5. ルクレール+フェラーリ
6. ペレス+Rポイント
7. サインツ+マクラーレン
8. ノリス+マクラーレン
9. ストロール+Rポイント
10. ライコネン+アルファロメオ
11. アルボン+トロロッソ・ホンダ
12. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
13. マグヌッセン+ハース
14. フルケンベルグ+ルノー
15. ラッセル+ウィリアムズ
16. クビツァ+ウィリアムズ
—-以下、リタイア
17. ガスリー+レッドブル・ホンダ
18. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
19. クビアト+トロロッソ・ホンダ
20. リカルド+ルノー

[STINGER]山口正己
photo by Formulaone.com

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1位マックス・フェルスタッペン491ポイント"
2位セルジオ・ペレス240ポイント
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1位レッドブル・レーシング860ポイント
2位メルセデス409ポイント
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