ホンダF1レーシングのスペインGP予選
ホンダのパワーユニットを搭載するアストンマーチン・レッドブル・ホンダ、レッドブル・トロロッソ・ホンダの両チームとも、激しい中団の争いを乗り越えて4台は問題なくQ1を突破。Q2ではターン5で膨らんだことが影響し、わずか0.146秒差でアルボン+トロロッソ・ホンダがQ3進出を逃したが、確実なスピードを見せていた。予選12番手のアルボンは、ノリス+マクラーレンのギヤボックス交換ペナルティーで11番グリッドからのスタートになる。
3台が進出したQ3では、フェルスタッペン+レッドブル・ホンダが、3番手のフェッテル+フェラーリに0.1秒差に迫る4番手。ガスリー+レッドブル・ホンダは、ルクレール+フェラーリを挟の6番手。2戦連続Q3進出のクビアト+トロロッソ・ホンダは、9番きグリッドを決めた。
ホンダF1レーシング田辺豊治テクニカルディレクター
「レース向けてすべてのマシンがスペック2のPUを搭載して予選に臨みました。3台がQ3に進出し、Q3進出は逃したものの、アルボン+トロロッソ・ホンダも、スタート時のタイ ヤを選択できるポジションですので、明日はいいレース展開が見られるのではと期待しています」
「両チーム共にロングランでのペースは悪くなかったので、最後まできちんと走りきってできる限り上位でフィニッシュできればと思っています」
「 スペインGPには我々を含む多くのチームがアップデートを持ち込んできましたが、戦闘力の位置付けはこれまでと大きく変わらない予選結果になりました。ここに留まることなく、トップとの差を縮めるための改善を一歩一歩進めていきます」
【STINGER】
photo by Honda