アロンソ、オーバルの洗礼–クラッシュ!!も無傷
第103回インディ500に参戦しているフェルナンド・アロンソが、プラクティス2日目の15日、ターン4でクラッシュした。
「完全にボクのミスだ。アンダーステアが出たのでアクセルを戻したけれど充分ではなかった」
パパイヤ・オレンジのゼッケン66のマクラーレンは、アウト側のセフティバリアに軽くこすったように見えたが、時速300km/hの衝撃は激しく、跳ね返されてイン側のバリアに激突、さらにジャンプしながら跳ね戻ってアウト側のバリアに張りついてやっと止まった。
ピットから、“Are you OK?”の無線に即答せずに心配されたが、一呼吸おいて自らコクピットを出て医務室に運ばれ、まったく無傷で、「残念なことになってしまって、チームに申し訳ないことをしてしまったけれど、失敗から学んで、明日はより強くなれると願っています」と、懲りないコメント。残り4日間のプラクティスで挽回にかける。
フェルナンド・アロンソは、6時間のプラクティスを4時間ほどの越したクラッシュした時点で、最速のスコット・ディクソンの228マイル/hに対して、225マイル/hで16番手だった。
※速度表記に誤りがありましたので修正しました。
[STINGER]山口正己
photo by INDYCAR