アロンソに続いてローゼンクビストもオーバルの洗礼!!
インディ500プラクティス2日目、今年からインディカー・シリーズにフル参戦し、先週のインディGPのポールポジションを奪ったフェリックス・ローゼンクヴィストが、フェルナンド・アロンソに続いてオーバルの洗礼を受けた。
アロンソがアンダーステアでフロントから浅い角度でセフティバリアをこすったのに対して、ローゼンクビストは、コーナリング中に突然リヤを失い、2回転スピンの後に後ろ向きで左サイドからウォールに激突した。
「突然リヤのグリップがなくなった。酷いクラッシュだったけれど、安全設計のおかげで怪我をしなかった」とローゼンクビスト。
バリアとマシンの安全性の高さが証明されたのは不幸中の幸いだったが、壁に跳ね返されてコースを横切って内側のバリアに激突する際に、直後にいたウィル・パワーが、ギリギリで接触を避けたのは奇跡的なエスケープ劇だった。
ローゼンクビストは、ウォールとマシンの安全性と共に、パワーの冷静な神業にも助けられた。
[STINGER]山口正己
photo by INDYCAR