特別なモナコがさらに特別なルクレール
今日から開幕するモナコGPは、いつでも特別のグランプリだが、中でも、モナコ生まれのシャルル・ルクレールにとって、その特別感は加速する。
「たぶん4歳くらいだったと思うけど、初めてモナコGPを見た記憶はずっと頭の中に残ってるよ。1コーナーのアウト側にある友達の家で、小さクルマなクルマで遊びながらだったと思う。マイケル(シューマッハ)がフェラーリに乗っていて、赤いクルマばっかり見て、いつか乗りたいって夢見て言っていたから、家に戻れて最高だよ」
フェラーリではじめて走る故郷のモナコを、シャルル・ルクレールは、2014年の事故で亡くした敬愛する先輩F1ドライバーのジュール・ビアンキと、父親のヘルメットのデザインを半分ずつ踏襲したヘルメットで走る。
[STINGER]山口正己
photo by Formulaone.com