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レッドブル・ホンダ、メルセデスに肉薄?!–モナコ初日フリー走行1の流れ

2019F1GP第6戦モナコGPが始まった。木、土、日の変則スケジュールで行なわれる初日のフリー走行1は、ハミルトン+メルセデスにフェルスタッペン+レッドブル・ホンダが僅差で食い下がる結果。

ボッタス+メルセデスが開始早々に連続走行に入り、メルセデスがここでも万端の準備を整えていることを誇示しつつシルバー帝国が早速1-2を築いたが、1時間半のフリー走行1の中盤頃から、フェルスタッペン+レッドブル・ホンダが台頭し、ボッタス+メルセデスを押し退けてトップのハミルトン+メルセデスに僅差の2番手に着けた。

フェルスタッペン+レッドブル・ホンダは途中、ピットガレージでウマに乗せられ、メカニック二人が下に潜って作業する場面でトラブルが心配されたが、終盤にコースに戻ると、その心配を余所に直ぐにペースを取り戻して、フリー走行1を2番手で終えた。

ガスリー+レッドブル・ホンダが、フェルスタッペン+レッドブル・ホンダからは水をあけられているが6番手で順位はまずまず。1秒近いチームメイトとの差をどこまで詰めるか、それがピエール・ガスリーの週末のテーマになった。

レッドブルと同じホンダのパワーユニットを搭載するトロロッソ・ホンダの二人は、13番手と14番手だが、他の多くがソフトタイヤで走行した中で、二人ともタイムが上がった終盤を硬目のミディアムタイヤで走行した結果。ソフトタイヤでアタックすればトップ10が期待でき、ホンダ勢は上々の滑り出し。

フェラーリは、地元のシャルル・ルクレールが4番手、セバスチャン・フェッテルが5番手に並び、ややもの足らない流れだった。こちらも、メルセデス、レッドブル・ホンダとの差をどこ待てつめていくかが課題になりそうだ。

◆フリー走行1結果
1. ハミルトン+メルセデス 1分12秒106
2. フェルスタッペン+レッドブル・ホンダ 1分12秒165
3. ボッタス+メルセデス 1分12秒178
4. ルクレール+フェラーリ 1分12秒467
5. フェッテル+フェラーリ 1分12秒823
—-以上、1分12秒台
6. ガスリー+レッドブル・ホンダ 1分13秒170
7. フルケンベルグ+ルノー
8. マグヌッセン+ハース
9. ライコネン+アルファロメオ
10. グロジャン+ハース
11. リカルド+ルノー
12. ジオヴィナッツィ+アルファロメオ
13. クビアト+トロロッソ・ホンダ 1分13秒731
14. アルボン+トロロッソ・ホンダ 1分13秒827
—-以上、1分13秒台
15. ノリス+マクラーレン
16. ペレス+Rポイント
—-以上、1分14秒台
17. ラッセル+ウィリアムズ
18. クビツァ+ウィリアムズ
—-以上1分15秒台
19. ストロール+Rポイント
—-以下、ノータイム
20. サインツ+マクラーレン

[STINGER]山口正己
photo by Honda

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