インディ500最終練習で佐藤琢磨3番手!!
26日の決勝に向けて、24日に行なわれたインディ500の最終プラクティスで、佐藤琢磨が3番手を記録した。
佐藤琢磨は、2017年に優勝した時、プラクティス全セッションを順調かつていねいに進め、常に上位にいたが、今回も流れをつかんで決勝レースを待つことになり、2勝目への期待を高めた。
最速を記録したのは、シボレー･エンジンを積むトニー･カナーン。予選では16位に終わり、予選前のプラクティスを通じて低調で、「マシンが気に入っていなかった」とコメントしていたカナーンだったが、ここにきて、決勝への感触をつかんだ。しかし、その225.517マイル/hのスピードは、トー（前車についてスリップストリームを利用すること）を使った結果と本人も認めている。
インディは、この“カーブデー”がスタート前に走れる最後となり、26日の決勝レースは、ウォームアップもなく、ローリングスタートの後、いきなりオーバー300km/hのレースを始める。
◆103回インディ500最終プラクティス(カーブデー)結果
1. トニー･カナーン C
2. サンティノ･フェルッチ H
3. 佐藤琢磨 H
4. ジョーダン･キング C
5. ジェイムス･デビソン H
6. セバスチャン･ブルデー H
7. アレクサンダー･ロッシ H
8. チャーリー･キンボール C
9. コルトン･ヘルタ H
10. ウィル･パワー C
11. ジェイムス･ヒンチクリフ H
12. エリオ･カストロネベス C
13. ジョセフ･ニューガーデン C
14. スペンサー･ピゴット C
15. ライアン･ハンターレイ H
16. コナン･デイリー H
17. グラハム･レイホール H
18. エド･カーペンティア C
19. スコット･ディクソン H
20. フェリックス･ローゼンクヴィスト H
21. ジャック･ハーベイ H
22. シモン･パジェノー C
23. マルコ･アンドレッティ H
24. J.R.ヒルデブランド C
25. マーカス･エリクソン H
26. ピッパ･マン C
27. オリオール･セルビア H
28. ザック･ヴィーチ H
29. セイジ･カラム C
30. マテアス･レイスト C
31. エド･ジョーンズ H
32. カイル･カイザー C
33. ベン･ハンレー C
※C=シボレー / Ｈ＝ホンダ
［STINGER］山口正己
photo by INDYCAR
