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インディカー第8戦デトロイトGPの佐藤琢磨のコメント

6月2日にミシガン州デトロイトのベルアイランド市街地コースで行なわれたデトロイトGPのレース2で、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.30 Mi-Jack/パナソニック・ダラーラ・ホンダの佐藤琢磨は、13位でフィニッシュした。

午前中に行なわれた予選で16位に沈んだ琢磨は、スタート直後の多重クラッシュを巧みに避けて9番手にジャンプ。レッドからブラックへのタイヤ交換を済ませて15番手でコースに復帰。17周目の2回目のピットストップで9番手に着けた後に2位でフィニッシュするエリクソンをパスして11番手。その後もポジションを上げて34周目には3番手まで浮上した。

しかし、この後、上位でレースを続けたが、他車との接触でスローパンクチャーに見舞われ、4回目のフルコースコーションでは15位まで下がった、セフティカー明けの最終ラップで、チルトンとジョーンズを一気にパスして13位でゴール。ポイント争いでは5番手に後退したが、上位とのポイント差は縮まった。

佐藤琢磨のコメント
「今日はアップ&ダウンの激しいレースとなりました。予選では苦戦しました。昨日は1秒遅れでしたが、今日は1.2秒遅れとなり、16番グリッドからスタートしました」

「ボクたちは異なるフィロソフィーのセットアップを実験的に投入。これでレースをコンペティティブに戦えることを期待しました。レースのスタートでは幸運に恵まれました。ターン3で大事故があり、それを避けられた僕は16番手から9番手に躍進。嬉しい展開でした」

「レッド・タイアでスタートしましたが、グレイニングが激しかったのでできるだけ早く交換したいと思っていました。すべてのレース戦略はうまく機能し、リスタートでポジションを上げていくうちに、一時は3番手まで浮上しました。何もかも順調に思えましたが、結果的にはスピードが足りず、後方から迫ってきたマシーンに捉えられました」

「たくさんの激しいバトルを演じた末にマシーンにダメージを負い、パンクに見舞われてピットインして13位に終わりました。結果で、昨日のように上位でフィニッシュすることはできず、残念でしたが、チームはたくさんのことを学び、この週末の間にポイントリーダーに少し接近することができました。テキサスの週末を力強く戦えることを期待しています」

次戦のテキサスのオーバルコースでの第9戦は、6月8日に決勝レースが行われる。

【STINGER】
photo by Honda

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