ホンダ・パワーのカナダGP
不運な状況が重なったカナダGPの予選。Honda勢で唯一Q3に進出したアストンマーチン・レッドブル・レーシングのピエール・ガスリーが、予選5番手。
1回目の走行でトラフィックなどの影響で11番手だったフェルスタッペンは、ソフトタイヤで2回目のアタックラップでタイム更新目前で、HAASのケビン・マグヌッセンが最終コーナーでクラッシュ、赤旗が提示され、アタックのチャンスが消滅。
予選後にサインツ+マクラーレンが3グリッド降格ペナルティーで、フェルスタッペン+レッドブル・ホンダは10番手、クビアト+トロロッソ・ホンダが11番手のグリッドポジションからスタートすることになった。
田辺豊治ホンダF1テクニカル・ディレクター
「今日は不運もあり、Honda勢のうち3台がQ2敗退となってしまいましたが、アストンマーチン・レッドブル・レーシングのピエール・ガスリー選手が、非常に僅差の争いで5番グリッドを獲得してくれました。
フェルスタッペン選手、レッドブル・トロロッソ・ホンダのクビアト選手とアルボン選手は、Q2最後のアタックラップを残すところで赤旗になってしまいましたが、それぞれQ3に進むポテンシャルはあったと思いますので、明日の レースではいい結果に結び付けたいと思います」
【STINGER】
photo by Honda